武庫川渓谷をゆく特急「まつかぜ」

武庫川渓谷をゆく特急「まつかぜ」【おまけ】

最終日の上り蒸気牽引列車を撮ったあと、
下り特急「まつかぜ」の通過を待って武田尾に戻る。
12両編成の威風堂々とした特別急行列車が終着駅博多に向けて駆けていった。

【1968年3月 撮影】

ネットで特急「まつかぜ」の画像を検索すると、たくさんの画像がヒットします。

しかし、『山陰の女王』とも呼ばれた京都~博多時代の12連(時期によっては13連)フル編成の全容が写ったものはほとんどみかけません。編成が長いので、先頭から最後尾までを一望できる場所が少なかったからでしょうか。

この場所は、線路がゆるやかにカーブしていたこと、線路脇を武庫川が流れているので遮蔽物がないこと、見通しの効く線路脇の崖によじ登れたこと、偶然でしたがこの3つの条件が揃っていました。現在は廃線跡のハイキングコースとして整備され人気を集めていますが、当時はたどり着くまでがたいへんでした。閉塞区間を走る列車のダイヤは知っていましたが、危なっかしいことをしていたものです。

カラーフィルムがまだ高価でしたので、この日にまつかぜを撮ったカットはこの1カットだけ。仮に走行速度が60km/hとして、先頭車が通過してから12両目の最後尾がとおりすぎまで約15秒かかるはずです。その間の記憶はありませんが、このシャッターを切ってから、通り過ぎるまでずっと眺めていたのでしょう。

フィルムがハーフサイズのうえ、経年による退色もすすんでいますので写りはいまいちです。もう見ることのできない長い編成の特急列車が、武庫川渓谷に沿った旧線を走る様子をご覧ください。

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